今記事は2019年7月の記事の修正版です!
こんにちは、はなうた(@natsu_hanauta)です!
今回はアニメ『ひぐらしのなく頃に』の感想を書いていこうと思います。
原作の同人ゲームや漫画、小説などさまざまなメディアで展開されていますが、私はこのアニメ版が正真正銘初ひぐらしでした。
※前半はネタバレなし、後半には控えめながらも少しネタバレ要素があるので、これからひぐらしワールドに入るという方はご注意ください。

視聴前の「ひぐらし」像
有名作なだけに、以前からその名前は知ってました。
原作者である竜騎士07氏も有名ですよね。
ただ、内容についてはほぼ全く知らない状態でした。
- お話の舞台は「白川郷」をモデルにしていること
- 怖い話(惨劇)だということ
- 鉈をもってる少女のイラスト
- どんどん伏線が回収されていくのがすごい
……事前に知ってた情報はこれくらいかな。
上記のことから、自分の想像では
「閉鎖された社会のなかで、村ぐるみで主人公なり主要人物をひどい目怖い目に遭わせるホラーもの」
という念頭で視聴開始しました。
知名度と前情報だけでも期待値は高かったです。
ちなみに、このアニメを観ようと思ったきっかけなのですが…。
ブログを書くにあたって、まずは何のアニメを観ようかなぁと考えてたわけです。お風呂に入りながら。
そこでたまたま、窓の外でひぐらしが鳴いていました。
「(……ほん……、ひぐらしにするか)」
それだけの理由です!
ついでに、今まで迷ってたアマゾンプライムにも登録して、アニメや映画を観る基盤は整いました!
これからたくさん観るぞ~!!٩( ‘ω’ )و
Amazonプライムに加入すると、月額約400円ほどで色々なサービスが受けられます。
今回私が『ひぐらし』を視聴したAmazonプライム・ビデオでは、全話無料で観ることができました!
感想(ネタバレなし編)
観終えた瞬間の感想は、
面白かったぞー!!
でした。
自分の先入観を大きく越えていきました。予想以上&期待以上!
いやあ、面白かったです。
最初に抱いていた「閉鎖社会(空間)」というのはあながち間違いではなかったけど、そこで起きるのはホラーだけでなかった。
怖い要素もたしかにあったけど、同時に
「え、どういうこと……?」
「なんでこうなるの……!?」
といった感じで、謎に謎が重なっていく……ミステリー要素がふんだんに盛り込まれていました。
視聴途中に知ったのですが、原作では「正解率1%」「惨劇に挑め」といったキャッチフレーズが銘打たれていたらしいです。
思いっきりミステリーだったわけですね。しかも難解な……。
(ちなみに私は推理は全くしないで、ただただハラハラしながら続きを追ってましたw)
この『ひぐらしのなく頃に』は、いくつかの“編”で構成されていて、さらに大きく「出題編」「解答編」と区分されています。
そういう構成もとても重要で、作品をより魅力的にみせていました。
で、ミステリー要素もとても楽しめたんですが、登場するキャラクターもしっかり描き込まれているのもGOODでした( ・ㅂ・)و
ホラーやミステリーといった暗めな部分が、今作のセールスポイントで間違いはないと思います。
が、日常のコメディパートも(少しながら)あるし、そして熱い展開もある!
でもやっぱり惨劇!(←ココ重要!)
視聴者(ここでは私)の心は常に揺さぶられ続けながら、最終話まで運ばれていきます。
そして最後のEDが終わった時の感情として、
面白かった!
でした。
気になった点は、アニメ自体が2006年公開だけに、ギャグが古めで、すべり気味だったかなってところ(そこは仕方ないですね;)
それと、「作画がたまに乱れる」というところですかね。
ただ、キャラの心が乱れるシーンがとにかくたくさんあるので、それに合わせてワザとやってるという可能性も微レ存…。
キャラデザも独特で、この部分も好き嫌い分かれる部分らしいですね。
アニメ自体初級者の私としては「ちょっと古いなぁw」と思う程度で、それほど違和感はありませんでした。
……以上、感想(ネタバレなし編)でした!
※以下、控えめながらネタバレを含む感想となります!
「ひぐらし」はwikiも含めてネタバレを読まずに進めることを推奨されていますので、「これからひぐらしワールドに入る」いう方は、ぜひ本編を楽しんでからご覧いただけたらと思います!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
感想(ネタバレ控えめ編)
※2期『ひぐらしのなく頃に-解-』の内容はあえて踏んでません。
説明不足に見える部分もあるかと思いますが、ご了承ください。
ホラーもあるけど、ジャンルはミステリー。そして楽しかったり熱い展開もあるよ!
……といいつつ、ホラーな部分はやっぱりありますし、サスペンスな部分も多くあります。
思わず目を背けたくなるほどの残虐なシーンも、そりゃあもう少なからずありました!
今もアニメを見返しながら感想を綴っているのですが、単に苦手なシーンもあったし(拷問とか拷問とか)
キャラの背景や魅力が良く描かれてるからこそ、よりショッキングなシーンもありました。
その部分は、正直怖くて見返せてません(苦笑)
もう……ほんと怖い。というかショッキング…;
これが“トラウマを植え付けられる”という感覚か……。
そして、先にちらりと書きましたが、構成が光る作品でした。
本作の大枠として、各編で人物の視点や展開が変わるパラレルワールドが描かれています。
先述した「出題編」と「解答編」。
その中で、「出題編」として「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」があり、「解答編」として「目明し編」「罪滅し編」と続きます。
「出題編」で主に出てきた謎や背景が「解答編」にて別視点で描くことで、少しずつ明らかになっていく。
……と思いきや、また新しい謎が出てきたり。
その謎は1期では解き明かされず、物語は第2期『ひぐらしのなく頃に-解-』に引き継がれます。
そういう面もあって、ネタバレなし編での感想「面白かった!」と同じ……いや、それ以上に、
これからいったいどうなんねんっ!!?
って思いましたw
とにかく続きが気になる!
2期はよ!
(※これを書いてる時には、私はもう2期も視聴済みでしょう。制作側の思惑にまんまとのったわけです。本当にありがとうございました)
それぞれの話を個別にみても面白かったです。
私個人としては「綿流し編」、そしてその解答編である「目明し編」がとくに好きでした。
仕掛け自体は今やありがちかもですが、そこも含めて良くできた物語だなぁと。
……まぁ、救われませんけどね←
(そしてさっき言ってたトラウマシーンもここにある……w)
あと、「暇潰し編」……ここでは、このひぐらしワールドの真相に迫る(かもしれない)部分が垣間見える気がします。
のちの「罪滅し編」でそれは少し確固たるものになって、
んで、これからいったいどうなんねんっ!!?
て感じです。
2期はよ(真顔)
てことで、今作は各編別視点のお話になっていて、どこからでも楽しめる(……のかな?)
とはいえ、謎が解けていくストーリー展開であるので、最初から順番に観るのが、私的には唯一のおすすめです。
まとめ
以上、アニメ『ひぐらしのなく頃に』1期の感想でした!
作品の魅力を損なう致命的なネタバレは避けたつもりですが、もしあればすみません。
物語の性質上、感想を書くのがなかなか難しいんだわw
でも、かなり秀逸なアニメだと思ったので、少しでも興味のある方にはぜひ観ていただきたいです。
「原作ゲームを先にプレイした方がいい」ということもたまに目にしますが、私はアニメからの視聴で楽しめました。
原作は「ボイスなし」「絵が独特」で、苦手な人も一定数いるみたいなので、私的にはやっぱりアニメから入ってもいいのかなと思います。
ただ、原作にあってアニメでは端折られた部分もあるようですし、気になってるのはたしか……。
今だとswitchやPS4でもゲームが出てるし、それから入ってもいいかも? とも思います。
もうかれこれ10年以上前のメディア作品ですが、今でも確固たる人気のある『ひぐらしのなく頃に』…。
今から入っても十分堪能できますよ!
ではでは、はなうた(@natsu_hanauta)でした~!ノシ