今記事は2019年7月の記事の修正版です!
こんにちは、はなうた(@natsu_hanauta)です!
今回は漫画『Rozen Maiden 新装版』を全7巻読んだので、感想を書こうと思います。
twitterのフォロワーさんにローゼンメイデンを好きな方がいらして、「自分も読んでみようかな?」と思ったのがきっかけです。
私自身、けっこう以前から名前は知っていて、「西洋チックな人形たちが戦う話」ということもどこかで耳にしてたんですよね。
とはいえ、結局タイミングを逃し続けて、読んだのは今回が初めてになります。
「ローゼンメイデン読んだことないよ!」
という方に少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです( ・ㅂ・)

『Rozen Maiden 新装版』概要
原作漫画は『Rozen Maiden』のタイトルで『月刊コミックバーズ』(幻冬舎コミックス)にて2002年9月号から2007年7月号まで途中休載を挟みつつ連載された後、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)へ移籍、2008年4月発売の20号(通巻1389号、2008年4月17日発売)から2014年1月発売の8号(通巻1665号、2014年1月23日発売)まで『ローゼンメイデン』とタイトルを変更の上、月1回で連載。その後、新シリーズ『ローゼンメイデン0 -ゼロ-』が『ウルトラジャンプ』(同社刊)にて2016年3月号から2019年4月号まで連載された。
(引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
私が読んだのは『ヤングジャンプコミックス』(集英社)に移籍後に発売された“新装版”のほうです。
最初は全く無知の状態で読み始めたので、読み終えた瞬間はちょっと戸惑いました。
けど、まあ、なんていうか…………いろいろあったんすね?
『Rozen Maiden 新装版』感想1
読み終えた時の率直な感想は、
ここで終わりッッ!?!?!?
……でした。
まさかの打ち切り!?
戸惑いながら色々調べてみると、上記の移籍騒動(?)のことにたどり着きました。
で、同時に移籍後の作品『ローゼンメイデン』『ローゼンメイデン0 -ゼロ-』の存在を知り少し安心。(移籍後にカタカナ表記になったようですね)
さっそく前者をAmazonでポチって、ただいま到着を待っているところです。
(読み終えたらまた感想書きたいです)
移籍後の『ローゼンメイデン』は移籍前の『Rozen Maiden』の続編にあたるようなので、読み進める順番としては、
①『Rozen Maiden(初版or新装版)』
②『ローゼンメイデン』
③『ローゼンメイデン0 -ゼロ-』
……ですね。
①の初版と新装版は内容はほぼ一緒……なんですよね?(誰にきいてんだ)
私もはじめは迷ったので、これからローゼンメイデンの世界に入られる方はご参考にしてみてください。
『Rozen Maiden 新装版』感想2
(※控えめながらネタバレがあります! ネタバレなしで本編を見たい方はご注意ください!)
ここから内容の感想。
全体的にとても面白かったです!
話のテンポが良くてサクサク読み進められました。
1巻を読み始めた時は、あまりにぽんぽん進むのでちょっと不安すら感じましたw
ただ、「アリスゲーム」というものの性質上、やっぱりシリアスシーンはがっつりシリアスで、ハラハラする場面もあれば、悲しかったり、切なさの残る場面も多々ありましたね…。
絵柄が綺麗なだけにシリアスシーンが映えます……!
メインテーマが「人形たちの戦いを描くお話」だけに、戦うシーンはもちろんなんですが、それ以外にも見どころはたくさんありました。
まずはなんと言っても、登場する人形(ドール)たちがみなかわいい!(&美しい!)
そして、それぞれがしっかりした個性を持っています。
主人公ジュンくんが最初に出会う真紅(しんく)は、ちょっとプライドが高いけどしっかり者で、みんな(ジュン姉弟も含む)のリーダー的存在だし。
敵として現れる水銀燈(すいぎんとう)も、一見極悪非道っぽいですが、読むにつれて徐々に背景が見えてきて、どこか感情移入さえしてしまいます。……それにビジュアルがカッコいい!(←重要)
他にもかわいらしかったり面白かったり、切なかったり怖かったり……個性豊かなドールたちが登場します。
うん……これは素敵ドールたちを愛でるお話でもあるんだな←
(いや、正直遠からずだと思う)
そして、随所に入るギャグも楽しかったです。
人によってはスベりまくってる風に見えるかもしれませんが、普段は綺麗な絵柄が崩壊しまくるし、上記のテンポの良さをより引き立てていて私は好きでした!
ギャグパートでは翠星石(すいせいせき)が猛威をふるっていましたww
「花丸ハンバーグとりやめ危機」で、真紅までガーンってなってるシーンも印象に残ってますw
気になったところとしては、全体的なテンポの早さゆえか、たまにシリアスな場面もさくっと過ぎてしまったところかな。
とくに、薔薇屋敷での戦いの場面…。
とある理由から、第4ドールである蒼星石(そうせいせき)と戦うことになります。
その蒼星石関連は良い感じで展開されたと思いますが、彼女のマスターであるじいさんの心境の変化……、それが高速移動すぎて…。ちょっと置いてけぼりをくらいました。
前々から伏線もあったし、じいさんの思うところもわかるんですけどね…。
ただ、復讐の名の下で長年過ごしてたんだから、もう少しもったいぶってもええんやで? と。
こちらがカタルシスを覚える前に事が済んでしまったような印象でした。
そのじいさんの根っこを察して行動した蒼星石。
彼女の優しさに心を打たれただけに、このシーンはちょっと惜しいなと思いました。
……と、少し批判地味たことをぬかしましたが、気になったのはそのくらいで。
概ね綺麗にお話がまとまってたように思いました。(打切エンド以外はね)
まとめ
以上、漫画『Rozen Maiden 新装版』の感想でした!
全体的にさっくりとした感想になってしまいましたが、キャラや世界観の設定がとても面白く、考察のしがいがある物語かもなぁと、素人ながらに思いました。
本編を読み終わったあとにじっくり思いを巡らせるのもいいかもしれませんね。
私は近々、続編である『ローゼンメイデン』を読もうと思います!
アニメも機会があれば観てみたいですね…!
ではでは、はなうた(@natsu_hanauta)でした~!ノシ